株式会社メティス metis

地べたフェチ

猫を愛しみ、そして、飼い、少しずつでも保護していく。
自己満足や綺麗ごとかもしれないが、これが私の生きるエネルギーの一つになっていることは確かだ。
人はそうは簡単にはいかないが、猫であれば5匹や10匹を助け幸せにすることができる。

いや15匹、20匹も可能だろう。
自分の力でどうにかできることが手の届く範囲にあり、なおかつ、与えるだけでなく相当の癒しを得ることができる。
まさに理想のWin-Winの関係だ。
そして、いきついた私の最近の究極の贅沢がこれ。

道路に寝そべって、猫たちを眺めるひととき。
ひんやりした道路に寝そべりたくなる猫たちの気持ちがよく分かる。
しかも、道端という危険な場所に寝ころぶという遊び。
しちゃいけないと言われていることをしたくなるのが性。
親の目を盗んで子供の頃に道路をベッド代わりにしていた記憶が蘇ってくる。
童心に戻ったような懐かしい感覚と猫たちと同じ場所で同じ時間を共有している和み。

これらがとてもいい塩梅に親和して、穏やかな時間を作り出してくれる。
たまらない。
私道なので何時間寝そべっていても誰にも文句は言われない。
この贅沢な時間を過ごすために、頑張るのだ。
冬の足音が聞こえてくるまで、あと何回行けることだろう。

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