株式会社メティス metis

カメラの進歩が私を政治家にする?

丸山穂高議員の北方領土を戦争で取り返せばいい発言に非難が集中している。
本人が適応障害を理由に逃げまわってしまっているから、この騒ぎは当分収まりそうにない。
いろいろな意見があるが、私は大いに結構なことだと思っている。
もちろん関係者の方々、それによって影響を受けた人たちの立場であれば、こんなことは言えない。
完全な部外者としての立場という前提で言うと、彼の一連の行動に拍手なのだ。
あの言動を皮切りにしての数々の問題行動。
さらにはその後の火に油を注ぐような一連のお粗末な態度。
拍手の音が一段と高まり、手が痛くなってしまうほどだ。
彼に賛同しているのか。彼の主義主張を理解しているのか。
馬鹿言っちゃいけない。
なぜ結構なことと拍手を送っているかというと、これで彼の政治生命が断たれたから。

中途半端な失言だったり、対応のまずさ程度であれば、彼はこの先も政治家を続けてしまう。
こんな方が政治家であり続けるほうが私たちにとってマイナスなのだ。
だから、単なる炎上ではなく、大炎上してくれたことを良しと思うわけだ。
彼に政治家としての資質がないというのははっきりした。
このような爆弾を抱えたような人がうまく自分を隠しながらこの先も当選を重ねていく。

そして国の重要な役職についてしまったとしたら、そちらのほうが問題だ。
いま当選3回。4回、5回になってくると発言力も出てくる。
ならばちょっとした失敗よりも大失態をして政治の世界から消えてくれたほうが良い。

だから、拍手したいという気持ちなのだ。
おそらく、丸山議員だけでなく、資質に欠けた政治家はまだまだ他にもいる。
議員の数が多すぎるからこそこのような人たちが混じってくるわけで、失言マニュアルだの教育に力を入れたとしても無駄。
政治家は即戦力でなければならないと思うし、解決するには議員定数の削減しかない。

こんなことが繰り返されると納税意欲というものが失われ、ますますカメラに現実逃避してしまいたくなる。
そうそう。最近の一眼レフはとにかくすごい。

これは会社からカメラで都庁あたりを撮影したものだが、バリエーション機能がたくさんあるのだ。
これは水彩画風のバージョンで撮影したものだが、本当に絵のようで、カメラで撮ったものとは思えない。
撮り方一つで何十、何百もの味付けが可能で、日常の景色がまた違ったものになる。
ここまで進歩しているのだから、そのうちにカメラで政治家の中身を撮影できる日が来るかもしれない。
それが実現すれば、このようなくだらない政治家は生まれないだろうし、その人間の中身を透視して投票できる。
そうなると…。私が当選できる可能性が出てくるではないか。

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